編み物を始めた理由の一つは、ニットの帽子が好きで冬によくかぶっているから。
既製の帽子には不満もあり「自分で思い通りの帽子を作れたら楽しいだろうな」と思った。
だけど、実際に自分で編むようになってわかったのは「既製品ってよくできてるんだな〜」ということだ。
プロがデザインしたものにはそれなりに技巧が詰まっている。
この記事では3つの帽子を紹介したい。
模様編みのワッチキャップ

この帽子がどういう編み方になっているのか、編み物を始める前はまるでわからなかった。
今だからわかる!
ベースがメリヤス編みで、間に3段、透かし編みが入っている。全体を白っぽい太糸とベージュのモヘアの細糸で引き揃えにした上で、さらに、透かし編みの上から表面に交差するように白の太糸で飾り編みしている。
引き揃えにした層の上に白だけで飾り編みをすることで、模様が浮き上がって見える効果がある。
(これって手編みかなあ)
口のところは一目ゴム編みを表に折り上げ、止めてある。
モヘアのおかげで、透かし編みのわりに、ふわふわであたたかい帽子だ。
なわ編みの帽子

アクリルの細い糸で機械編みしている。安物だが、二重になっているし、機械で密に編んでいるから、ハイゲージでふっくらもちもちしてあたたかい。好きな感触だ。
口のところが二目ゴム編みで、そこからなわ編みに模様がつながっている。なわ編みの中は裏編み。
裏は一目ゴム編み。
トップのところで6枚はぎにしてあって、裏側は始末の糸が出ている。
こういうのって手編みで再現できるのかな〜?
自分で編んだゴム編みのキャップ

ゴム編みのシンプルな帽子が欲しくて、二目ゴム編みの帽子を編んだ。
指定糸がハマナカのアメリーだったのに、なぜか、パピーのクイーンアニーで編んでしまったのは、毛糸を買いに行ったのがオカダヤで(改装前は毛糸の売り場が小さかった)アメリーが見つけられなかったのだと思う。
クイーンアニーはドライな質感で編みにくかった。←人によると思う!
自分で好きな色を選んだのに、独特のツヤがあってチャコールが白っぽく粉を吹いたように見える感じが気に入らなくて、結局ほどいてしまった。
今考えたら、素直にアメリーで編めばメランジだし、ふっくらして(=毛糸の説明にそう書いてある)好きな質感になったのかもしれない。
二目ゴム編みは簡単だと思っていたけど、初心者で裏編みが下手だからゲージ通りじゃないし、しょっちゅうミスをして直したところが調子っぱずれになっているのも気になった。
あと、短めに仕上げようとして勝手に丈を短くしたのも良くなかった。
感想
1つ作品を作りあげたことによって、得られた学びは膨大だ。
ゴム編みだからゲージは取らなくてもいい(=サイズが合う)と思って、省略したのはまちがいだった。たしかにサイズは合ったけれど質感が私の求めるものではなかった。クイーンアニー自体きらいではないが、帽子はしっとり、もちもちの触感がいい。
首に巻くもの以上に、頭にかぶるものも質感が重要だとわかった。耳に触れるからチクチクするとイヤだし、ふっくらあたたかで、心が落ち着く感触ではないといけない。頭は意外とデリケートなのだ。
次はもっと気に入ったものを作りたい。
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